技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

包装工程におけるバリデーション実施/手順書・SOP作成と包装設備の適格性評価事例

包装工程におけるバリデーション実施/手順書・SOP作成と包装設備の適格性評価事例

~資材変動起因による工程トラブル改善事例~
京都府 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年10月13日(木) 10時30分 16時15分

受講対象者

  • 医薬品の包装に関連する技術者、品質担当者

修得知識

  • 資材変動起因による工程トラブル改善事例
  • 包装工程におけるバリデーション実施
  • 包装工程における手順書・SOPの作成ポイント
  • 教育・訓練の育成と向上
  • 資材業者の現状水準能力の把握 (サプライヤー管理の実践と技術指導等)
  • 工程能力向上のための創意・工夫
  • 包装設備 (PTP包装) の適格性評価事例

プログラム

第1部 包装設備 (PTP包装) の適格性評価事例

(2016年10月13日 10:30~12:30)

 PTP包装機の持つ多くの機能と製剤の品質リスクとの関わりを解説し、重要機能の抽出とリスクアセスメントの実施から、当社におけるPTP包装機の適格性評価の実例を紹介する。

  1. PTP包装機の最新動向
  2. PTP包装の品質基準
  3. 成形、シール等重要機能の静的、動的要因と品質への影響
  4. USRと設備の適格性評価
  5. リスクアセスメント事例
  6. 適格性評価の事例
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 包装工程における「バリデーション実施」「手順書・SOPの作成ポイント」「資材変動起因による工程トラブル改善事例」

(2016年10月13日 13:15~16:15)

 包装とは、「人・もの・設備」を合理的・効率的に正確に組合せて製剤品質の確保と適正使用等に関する情報を提供して使用性を確保するものといわれている。これらの過程におけるバリデーションのポイントは移動過程における複数部品をいかに正確に組合せて、受渡しを行うかに尽きる。また、作業者においては、誰が・いつ・実施しても同じ作業が行える道具が必要になる。そして、資材については規格・取決めの充実と製薬企業において、これらの変動をいかに設備側で吸収するための創意工夫を施すことができるのかに依存している。
 以上について、これらの改善事例を判り易く解説します。

  1. 包装工程におけるバリデーションの実施
    1. 基本的な考え
    2. 箱入れ工程での「もの」の移動軌跡の規制
      • 各部品との組合せ
      • 部品間での相対関係
    3. 資材要因による変動因子
      • 印刷箱の事例
      • ロールラベルの事例
    4. 検知機能と非定常時の操作について
  2. 手順書・SOPの作成ポイント
    1. GMPで求められる手順書について
    2. 手順書の必要性
    3. 手順書とSOPの違い
    4. SOPと製造指図記録書の関係
  3. 資材変動起因による工程トラブルと改善事例
    1. フイルム (PP料) の蛇行
    2. 印刷箱の反り (カール)
    3. ホットメルトの接着 (封かん) 不良
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 水野 博文
    CKD 株式会社 自動機械事業本部 技術統括部
    シニアアドバイザー
  • 岡田 克典
    NPO 医薬品・食品品質保証支援センター
    幹事

会場

京都リサーチパーク

東地区1号館 4F 中会議室A

京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
京都リサーチパークの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/20 リポソームと脂質ナノ粒子の基礎・調製・評価および応用のポイント オンライン
2024/11/20 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2024/11/21 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/11/21 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 東京都 会場
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/11/21 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2024/11/21 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/11/21 医薬品R&D段階でのNPV活用と課題解決策 オンライン
2024/11/21 mRNA医薬品の基礎および設計・合成と製造のポイント オンライン
2024/11/21 医薬品開発における効率的な開発計画策定およびスケジュール管理のポイント オンライン
2024/11/22 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/22 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/11/22 情報不足な開発初期段階において事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2019/4/24 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点