技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

リチウムイオン電池&キャパシタ材料・デバイスの先端評価・解析技術

リチウムイオン電池&キャパシタ材料・デバイスの先端評価・解析技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタの基礎から解説し、抵抗評価、寿命評価、安全性評価技術について詳解いたします。

開催日

  • 2014年3月19日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • リチウムイオン電池・リチウムイオンキャパシタの応用製品に関連する技術者、研究者
  • リチウムイオン電池・リチウムイオンキャパシタに関連する技術者、研究者
  • 電池・キャパシタに関連する技術者、研究者

修得知識

  • リチウムイオン電池、キャパシタの基礎
  • リチウムイオン電池、キャパシタの抵抗評価
  • リチウムイオン電池、キャパシタの寿命評価
  • リチウムイオン電池、キャパシタの安全性評価

プログラム

 今後、期待される電池・キャパシタ巨大市場実現に向けた開発ポイントは、「コンパクト」と「コスト」の両立が必要である。明確な開発方向性を打ち出すためには、抵抗評価、寿命評価、安全性評価技術が重要となり、開発技術のデバイスにおける影響度を把握し、立ち位置を明確にすることが重要である。
 本講では、将来に向けた開発ポイント、及び、その開発において必要となる先端評価、解析技術を中心に紹介する。

  1. リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタの開発経緯
  2. 大型リチウムイオン電池の開発方向性
    1. 大型リチウムイオン電池のコストの考え方
    2. 高エネルギー密度化と機能材料開発
  3. リチウムイオンキャパシタの開発方向性
    1. リチウムイオンキャパシタの特徴とは
    2. プリドープ技術
  4. リチウムイオン電池、キャパシタの評価技術
    1. 評価ピラミッド
    2. 評価電極の重要性
    3. 評価用セルの特徴
  5. 抵抗評価技術
    1. 直流内部抵抗と交流インピーダンス
    2. 求められる抵抗評価
    3. 電流休止法抵抗
    4. 電流休止法抵抗による入出力計算
    5. 電流休止法抵抗を用いた評価例紹介
    6. 抵抗分離手法
    7. 抵抗分離手法を用いた評価例紹介
  6. 寿命評価技術
    1. 劣化解析とは
    2. 容量劣化推移からの劣化メカニズム解析
    3. 二次劣化を考える
    4. 反応偏在
    5. 限界負荷特性
    6. ユーザー様が必要とする寿命とは
    7. 現地寿命予測
  7. 安全性評価技術
    1. リチウムイオン電池、キャパシタの安全性
    2. 安全性評価ステップ
    3. 内部短絡試験の考え方
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 木下 肇
    株式会社 KRI エネルギー変換研究部
    常務執行役員

会場

芝エクセレントビル KCDホール
東京都 港区 浜松町二丁目1番13号 芝エクセレントビル
芝エクセレントビル KCDホールの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,000円(税別) / 7,350円(税込) 割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,000円(税別) / 10,500円(税込) 割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/27 核融合 (フュージョン) のイノベーション技術と産業応用 オンライン
2024/5/28 車載電池・リチウムイオン電池の爆発・火災事故の傾向、 その安全性向上技術、過酷試験の進め方、規制対応 オンライン
2024/5/29 エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法 オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン
2024/5/30 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 リチウムイオン電池電極スラリーの分散、混練技術とその最適化 オンライン
2024/5/31 xEV用リチウムイオン電池の輸送規則 オンライン
2024/6/4 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 オンライン
2024/6/4 ゼロから学ぶ電気事業と需給調整市場 東京都 会場・オンライン
2024/6/7 xEV用リチウムイオン電池の輸送規則 オンライン
2024/6/13 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 オンライン
2024/6/17 リチウムイオン電池の開発方向性と寿命・SOH推定の考え方 オンライン
2024/6/19 電気化学測定の基礎と実験データの解釈のポイント オンライン
2024/6/19 電気自動車におけるバッテリーマネジメントの基礎知識 オンライン
2024/6/20 燃料電池、アンモニア、水素を取り巻く最新動向と今後のビジネス・チャンス オンライン
2024/6/27 リチウムイオン電池のリサイクル・リユースの動向と今後の展望 オンライン
2024/6/28 バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方 オンライン
2024/7/4 電子部品の特性とノウハウ (2日間) オンライン
2024/7/4 電子部品の特性とノウハウ (1) オンライン
2024/7/12 基礎から学ぶバッテリマネジメントシステムの技術・バッテリパックの設計手法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/11/30 EV用電池の安全性向上、高容量化と劣化抑制技術
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023 [書籍 + PDF版]
2023/11/29 リチウムイオン電池の拡大、材料とプロセスの変遷 2023
2023/11/24 2024年版 脱炭素エネルギー市場・技術と将来展望
2023/9/8 2024年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2023/6/14 車載用リチウムイオン電池リサイクル : 技術・ビジネス・法制度
2023/6/9 2023年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2023/5/31 アンモニアの低温・低圧合成と新しい利用技術
2023/4/6 電池の回収・リユース・リサイクルの動向およびそのための評価・診断・認証
2023/3/10 2023年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2023/2/28 リチウムイオン電池の長期安定利用に向けたマネジメント技術
2023/2/17 2023年版 水素エネルギーの市場予測と将来展望
2023/1/20 2023年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術 (CD-ROM版)
2022/11/21 海洋エネルギーの活用技術
2022/11/11 2023年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2022/10/17 リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ (書籍 + PDF版)
2022/10/17 リチウムイオン電池の拡大と正極材のコスト & サプライ
2022/9/30 水素の製造とその輸送、貯蔵、利用技術
2022/9/16 2022年版 蓄電池・蓄電部品市場の実態と将来展望