技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタン入門

ポリウレタン入門

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリウレタンの基礎知識から最新の技術動向について解説いたします。

開催日

  • 2014年2月17日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリウレタンに関連する技術者、品質担当者
    • 塗料
    • 繊維・衣類
    • 接着剤
    • 車両・航空機・船舶・輸送機器
    • 自動車内装品、クッション
    • エンジンのシール・防音
    • ロール・パッキン
    • 医療器具 (ウレタン硬化剤)
    • 人工臓器のシール
    • 保温材・保冷剤
    • 建築材料・内装
    • シール材
    • 各種フィルタ
    • エラストマー
    • ウレタンフォーム など
  • これからポリウレタンを扱う方
  • ポリウレタンで課題を抱えている方

修得知識

  • ポリウレタン原材料の特徴
  • ポリウレタンの設計技術
  • ポリウレタンの評価手法
  • ポリウレタンの最新動向

プログラム

 ポリウレタンはフォーム、塗料、接着剤、シーラント、エラストマーの他にレンズ材料として伸長している多様性をもったポリマーである。
 本講座では、その基礎知識から最新の技術動向について、理解してもらうことを主旨とする。ポリウレタンの基礎では、特にイソシアネートの種類と特徴について紹介した後、ポリウレタンの用途ならびに構造と物性について概説する。さらに、ポリウレタン特有の評価方法および測定事例について紹介する。最後に、ポリウレタンの高機能化手法と特許からみた技術動向について説明する。

第1部 ポリウレタンの基礎

  1. ポリウレタンとは?
    1. ポリウレタンの特徴
    2. 他のポリマーとの相違
  2. ポリウレタンの用途と分類
    1. ポリウレタンフォーム
    2. CASE (塗料・接着剤・シーラント・エラストマー)
    3. その他 (メガネレンズ・弾性繊維他)
  3. ポリウレタンの原料の種類と特徴
    1. イソシアネートの種類と用途
      1. MDI (2) TDI (3) HDI (4) IPDI (5) H12MDI (6) 特殊イソシアネート (XDI・H6XDI・NDI・NBDI等)
      1. イソシアネートの製造方法
      2. イソシアネートの反応マップ
      3. イソシアネート誘導体
        1. アロファネート・イソシアヌレート・ビュレット
        2. ウレトジオン・カルボジイミド・ウレトイミン
        3. ウレア・イミド・アミド他
    2. ポリオールの種類と用途
      1. ポリエーテル類 (2) ポリエステル類 (3) ポリカーボート類 (4) その他
      1. ポリオールの製造方法
      2. 各種ポリオールのポリウレタンに与える物性
    3. その他の原料
      1. 鎖延長剤・架橋剤 (2) 添加剤 (3) 触媒

第2部 ポリウレタンの特性と評価方法

  1. ポリウレタンの構造と物性
    1. ポリウレタンの用途と構造
    2. ミクロ相分離構造とは
    3. ポリウレタンの合成方法と構造
      1. ワンショット法 (2) プレポリマー法
    4. ポリオールの分子量と官能基数の影響
    5. 架橋剤の影響
    6. イソシアネートの構造とポリウレタン物性
  2. ポリウレタンの評価方法
    1. 機械物性
    2. 熱的性質
    3. 固体粘弾性
      1. 軟質ポリウレタンフォーム (2) 硬質ポリウレタンフォーム
      2. 接着剤 (4) シーラント (5) エラストマー

第3部 ポリウレタンの高機能化

  1. ポリウレタンの高機能化
    1. 強度
    2. 耐熱性
    3. 透明性
    4. 黄変抑制
    5. 接着性
    6. 耐加水分解抑制
    7. 振動吸収
    8. 再生可能原料の活用
    9. まとめ
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/26 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/4/26 プラスチック成形品の残留応力発生の要因と対策 オンライン
2024/4/26 高屈折率材料の基礎と技術応用超高屈折率材料への分子設計 オンライン
2024/4/26 押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化 東京都 会場
2024/4/26 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2024/4/26 バイオマスプラスチックの設計と低環境負荷、機能性の両立 オンライン
2024/4/26 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2024/4/26 共押出多層フィルムの成形技術、押出安定化とトラブル対策 オンライン
2024/4/30 ナノ触診原子間力顕微鏡 (AFM) による高分子材料の解析技術 オンライン
2024/5/1 エポキシ樹脂の基礎と硬化剤の選定、変性・配合改質および複合材料用途の動向 オンライン
2024/5/1 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/5/1 静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用 オンライン
2024/5/2 樹脂材料のEV駆動モータ/パワーデバイスへの実装に向けた高電圧絶縁特性の基礎と評価法 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/9 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/5/10 エポキシ樹脂用硬化剤の種類、反応機構、選び方、使い方 オンライン
2024/5/10 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2024/5/10 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン