技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

日本のエネルギー政策の論点と東京ガスの技術開発

天然ガスを中心とした施策展開と効率的利用の動向

日本のエネルギー政策の論点と東京ガスの技術開発

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年2月26日(火) 14時00分 17時00分

プログラム

1. わが国資源エネルギー政策における天然ガスの役割と今後の展開 ~インフラ整備政策の展開を中心として~

(2013年2月26日 14:00〜15:25)

一橋大学大学院 商学研究科 教授
山内 弘隆 (やまうち ひろたか) 氏

 大震災以降のエネルギー議論は、いまだ混沌を極めている。原子力発電の役割が定まらない中、天然ガスへの期待は高まっているが、わが国の場合、そのインフラである幹線パイプラインが十分でないとの指摘があり、政府もその整備促進に向けた施策をとろうとしている。一方で、米国シェールガスの躍進をきっかけに原料調達の多様化も大きな課題となっている。
 本講では、このような問題視意識のもとに、わが国のエネルギー政策における天然ガスのあるべき役割とそれを実現するための政策について論じる。

  1. 震災以降のエネルギー論争
  2. 電気事業のシステム改革
  3. 再生可能エネルギー全量買取制度
  4. 天然ガスの位置づけ
  5. 燃料転換とガスインフラ整備
  6. シェールガスへの期待とMHの可能性
  7. まとめ

2. 東京ガスのエネルギー技術開発

(2013年2月26日 15:35〜17:00)

東京ガス (株) 技術戦略部 技術戦略グループ 企画チームリーダー
前田 賢二 (まえだ けんじ) 氏

 東日本大震災以降のエネルギー情勢変化を受け、供給安定性・経済性・利便性・環境性に優れる天然ガスとその効率的な利用技術開発への期待はこれまで以上になく高まっており、昨年末の政権交代後もこうした流れは変わらないものと考えられる。
 こうした背景を踏まえ、分散型エネルギーシステムの普及・拡大やエネルギーを賢く使うスマート化の推進等、東京ガスが取り組むさまざまな技術開発ついて、その最新動向を概説する。

  1. エネルギーを取りまく動向
  2. 燃料電池を中心とした天然ガス利用技術
  3. 再生可能エネルギーとの組み合わせ技術
  4. ガス事業における技術開発の特徴
  5. 分散型エネルギー社会における新たな価値提案
  6. 将来を見据えた技術開発 -水素社会を目指して-
  7. まとめ

講師

  • 山内 弘隆
    一橋大学大学院 商学研究科
    教授
  • 前田 賢二
    東京ガス(株) 技術戦略部 技術戦略グループ
    企画チームリーダー

会場

クラブハウス会議室 赤坂
東京都 港区 赤坂2-5-1 東邦ビルディング 6F
クラブハウス会議室 赤坂の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 31,500円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 26,250円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 26,250円(税込) で受講いただけます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/10 分散型電源システムの最新動向と事業展開 オンライン
2024/4/10 関西電力株式会社 原子力発電の現状と今後の展望 東京都 会場・オンライン
2024/4/12 NOx (窒素酸化物) 対策と水素・燃料アンモニアの導入方策 オンライン
2024/4/15 アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向 オンライン
2024/4/16 2024年の蓄電池市場・政策動向とビジネスチャンスの掴み方 東京都 会場・オンライン
2024/4/16 相変化潜熱蓄熱材料の開発動向と熱マネジメントへの応用 オンライン
2024/4/18 水素エネルギーとモビリティ オンライン
2024/4/19 リチウムイオン電池のドライ電極の技術動向とプロセスの検討 オンライン
2024/4/24 NOx (窒素酸化物) 対策と水素・燃料アンモニアの導入方策 オンライン
2024/4/25 バイオマスエネルギーの最新動向と今後の事業戦略 オンライン
2024/4/25 二酸化炭素 (CO2) 吸収・分離・回収の基礎知識及び応用分野と、これら技術の今後のゆくえ オンライン
2024/4/25 小出力核融合発電の実現に向けた核融合炉工学・超伝導マグネット技術の最新動向と展望 オンライン
2024/5/10 容量市場・需給調整市場の基礎と最前線論点 (全2回) 会場・オンライン
2024/5/10 ゼロから学ぶ電気事業と容量市場 東京都 会場・オンライン
2024/5/27 核融合 (フュージョン) のイノベーション技術と産業応用 オンライン
2024/5/29 エクセルギーの基礎と実践的な計算・解析方法 オンライン
2024/5/30 EVを始めとした次世代自動車の普及展望とリチウム、コバルトなどLiB用金属資源の今後 オンライン
2024/6/4 ゼロから学ぶ電気事業と需給調整市場 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/1/22 2021年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/11/13 2021年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2020/9/18 2020年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2020/5/22 2020年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2020/1/24 2020年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2019/11/15 2020年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2019/9/20 2019年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2019/4/19 2019年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2019/1/25 2019年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2018/11/16 2019年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2018/3/30 熱利用技術の基礎と最新動向
2018/2/26 再生可能エネルギーと大型蓄電システムの技術と市場
2018/2/23 2018年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/9/29 触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略
2017/9/22 2017年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2017/8/25 2017年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2017/7/21 2017年版 スマートコミュニティ市場の実態と将来展望
2017/5/26 2017年版 HEMS市場・関連機器の実態と将来展望