技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

CMC申請資料作成と記載整合性維持

3極の要求相違点を踏まえた

CMC申請資料作成と記載整合性維持

~照会事項事例にみる3極要求の差と申請資料作成のマネジメント~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年3月15日(木) 10時30分 16時20分

受講対象者

  • CMC申請に関連する担当者、管理者

修得知識

  • CTD-Qにおける3極要求の相違点
  • CMC申請における欧米当局特有の照会事項の特徴と対応
  • 各部門間の連携による記載整合性維持
  • CMC申請資料作成マネジメント

プログラム

第1部 CTD-Qにおける3極要求相違と最近のPMDA照会事項の傾向

(2012年3月15日 10:30~13:00)

 ICHの品質に関する文書の作成要領に関するガイドラインに基づいて、CTDのモジュール2-品質に関する概括資料及びモジュール3-品質に関する文書ともに医薬品の承認申請のための国際共通化資料として位置づけられるが、必ずしも国際的に共通して用いることが出来る資料とは言えないのが現状である。
 本講座では、最近の照会事項を題材として、3極要求事項の相違を考察し、その対応ポイントを検討する。

  1. 3極相違点の概括
  2. 最近の照会事項の例及びその対応ポイント
    1. 製造方法及びプロセスコントロールに係る照会
    2. 原材料及び出発物質の管理に係る照会
    3. 重要工程及び中間体の管理に係る照会
    4. 一変対象事項及び軽微変更対象事項設定に係る照会
    5. 目標値/設定値の設定に係る照会
    6. 新添加剤に係る照会
    7. ICH Q8/Q9/Q10ガイドライン対応に係る照会
    8. 規格及び試験方法に係る照会
    9. 分析法バリデーションに係る照会
    10. 規格設定に係る照会
    11. 標準物質設定に係る照会
    12. 安定性に関する資料に係る照会
    • 質疑応答

第2部 各部門間の連携による記載整合性維持とCMC申請資料作成マネジメント

~申請資料の説得力向上・照会事項の未然防止策~
(2012年3月15日 13:50~16:20)

 CMC申請資料の構成とdata generationを行う各部門との連携について解説し、資料全体としての整合性を保つ上での留意点について実例を交えて紹介する。
 また審査中に受理する照会事項の事前対応についても解説する。

  1. CMC申請資料の構成
    • 承認申請書・モジュール2.3 (QOS) ・モジュール3の関係
  2. CMC資料への日本の要求事項反映のポイント
    • ライン組織及びプロジェクト・チームでの申請戦略検討
  3. CMC申請資料と関連部門との関係
  4. 申請資料中の整合性維持の留意点
    1. 申請資料中で整合性を維持すべき項目
    2. QOS作成のポイント
    3. GMP適合性調査時申請時の留意点
    4. 一変・軽微変更届時の資料作成時の留意点
    5. CMC申請資料のQCについて
    • 質疑応答

講師

  • 江森 健二
    外資系大手製薬企業 医薬開発本部 CMC企画部
    部長
  • 日比 加寿重
    アストラゼネカ(株) 研究開発本部 薬事統括部 CMC薬事部
    部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/29 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP - QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2024/5/29 医薬品と医療機器の早期承認取得のためのPMDA戦略策定のポイント オンライン
2024/5/29 非GLP試験における信頼性確保 東京都 会場・オンライン
2024/5/29 再生医療等製品/細胞治療製品における規制要件の理解と申請書作成のポイント (入門講座) オンライン
2024/5/29 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2024/5/30 上級経営陣/責任役員にむけたGMP、GQP教育とQA/法令順守体制の整備 オンライン
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/5/30 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/5/30 プレフィルドシリンジ製剤の設計開発と材質特性・規制から見る課題解決 オンライン
2024/5/30 医薬品・医療機器包装における3極 (日欧米) 法規制の比較と申請書記載方法 オンライン
2024/5/30 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/30 GCP監査の基礎と効果的な監査実施 オンライン
2024/5/31 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2024/5/31 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/31 非無菌製剤製造時の清浄度を考慮した品質管理と査察を意識した留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 医薬品包装資材の供給者管理と工程バリデーションの留意点・トラブル解決事例 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/31 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/5/31 承認申請パッケージにおける外国データ利用のポイントと対面助言の事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/9/29 核酸医薬品のCMC管理戦略 (製本版 + ebook版)
2022/9/29 核酸医薬品のCMC管理戦略
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)