技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

メディカルライティングの基礎と具体的ライティングテクニック / 治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方

メディカルライティング スキルアップセミナー (基礎編・専門知識編 全3回コース)

メディカルライティングの基礎と具体的ライティングテクニック / 治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーはメディカルライティングのセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 84,000円 → 割引受講料 63,000円

開催日

  • 2011年9月14日(水) 13時00分 16時30分
  • 2011年9月28日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • メディカルライティングを基礎から学びたい方
  • メディカルライティングに携わっている担当者
    • CTD
    • CSR など

修得知識

  • メディカルライティングの基礎
    • メディカルライティングのルール
    • 助詞
    • 時制
  • 各文書の作成要点
  • CSR , CTD の作成・理解に必要な統計的な知識
  • 臨床試験の計画
  • データの正しい見方、要約方法
  • CSR , CTD の作成のポイント・注意点

プログラム

2011年9月14日「メディカルライティングの基礎と具体的ライティングテクニック」

 臨床試験では数多くの文書を作成します。苦労して書いた文章なのに意図がうまく伝わらなかったり、意図しない意味に解釈されたりすることがしばしばあります。
 本講座ではこのような文章によるコミュニケーションの基礎について一緒に考えたいと思います。

  1. メディカルライティング概論
    1. 日本語のルール
    2. 助詞で戸惑わない
    3. 時制で戸惑わない
    4. 臨床試験の用語
    5. 英文ライティングについて
  2. 文書ごとのライティングの要点
    1. プロトコール
    2. 同意説明文書
    3. 総括報告書
    4. CTD
  3. 文書の品質管理
    1. 編集,校正について
    2. QCの手法
  4. メディカルライティングの未来
    1. 書き物屋からコミュニケーターへ
    2. キャリア開発
  5. ディスカッション
  • 質疑応答・名刺交換

2011年9月28日「治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方」

 総括報告書やCTDの作成及び理解のために必要な統計的な知識を紹介します。具体的には、臨床試験のデザインを概観し、ランダム化や盲検化といった偏りを最小限にするための方法を説明します。
 また、エンドポイントや仮説の設定、症例数設計の原理や根拠の定め方を解説します。
 さらに、データの正しい見方や要約方法、推定や検定の概念を説明した上で、臨床試験で問題になりやすい交絡や部分集団解析の意味を解説します。
 最後に、統計的な観点から、総括報告書やCTDを作成する上での注意点を概説します。

  1. 臨床試験の計画
    1. ランダム化と盲検化の意義
    2. エンドポイントの設定
    3. 仮説の設定
    4. 探索的試験と検証的試験
    5. 症例数設計の原理とその根拠
  2. データ解析
    1. データと要約
      1. データの種類、分布、要約
      2. データの見方
    2. 推定と検定の概念
      1. 点推定と区間推定
      2. 仮説検定
      3. 統計的有意差や臨床的有意差の違い
      4. 検定の多重性
    3. 交絡
      1. 調整解析
      2. 交互作用
      3. 部分集団解析
    4. 代表的な統計解析手法の紹介
      1. 共分散分析
      2. 生存時間解析
  3. 文書作成における統計的諸注意
    1. 総括報告書およびCTDの構成
    2. 解析結果を解釈する上での注意点
    3. 総括報告書作成時の統計的な注意点
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 2011年9月14日「メディカルライティングの基礎と具体的ライティングテクニック」
    • 安田 守良 氏
  • 2011年9月28日「治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方」
    • 五所 正彦 氏
  • 安田 守良
    大塚製薬(株) 新薬開発本部
    キャリアマネジメント担当部長
  • 五所 正彦
    筑波大学 医学医療系 生物統計学
    教授

会場

三田NNホール&スペース
  • 2011年9月14日「メディカルライティングの基礎と具体的ライティングテクニック」
  • 2011年9月28日「治験総括報告書・CTD等作成上最低限知っておくべき統計知識とまとめ方」
東京都 港区 芝4丁目1番23号 三田NNビル地下1階
三田NNホール&スペースの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 63,000円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/9 賞味期限設定のためのアレニウス式を用いた加速試験のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/10 Pythonを使った時系列データ解析入門 オンライン
2025/1/10 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/1/10 分析法バリデーションコース (2日間) オンライン
2025/1/10 ICH Q2 (R2) 、Q14をふまえた承認申請時の分析法バリデーションの留意点 オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/14 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/1/15 ファージセラピーの最新開発動向と次世代耐性菌対策への展望 オンライン
2025/1/15 計算ブラックボックスからの脱却と精度評価の本質に迫る オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/1/16 スプレッドシートの合理的バリデーションとデータインテグリティ管理・運用の具体的ポイント オンライン
2025/1/16 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン