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開発段階に応じたグローバル対応の治験薬開発QA

開発段階に応じたグローバル対応の治験薬開発QA

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概要

本書は、各開発ステージ・各国規制要求に応え、治験薬の開発段階の全てを通じて一貫性のある品質を保証するためのポイントをまとめた一冊です。

ご案内

  • 2022年2月2日: 好評につき完売、絶版とさせていただきました。

目次

第1章 日欧治験薬GMP 及びFDA c-GMP における治験薬の品質保証

  • はじめに
  • 1. 改正治験薬GMPのポイント及び医薬品GMPとの相違点
    • 1.1 改正治験薬GMP のポイント
    • 1.2 医薬品GMP との相違点
  • 2. EU 治験薬GMPのポイント及び改正治験薬GMPとの相違点
    • 2.1 EU 治験薬GMP制定までの経緯
    • 2.2 EU 治験薬GMP のポイント
    • 2.3 改正治験薬GMP との相違点
  • 3. FDA cGMP と改正治験薬GMP との相違点
    • 3.1 FDA cGMP 制定までの経緯
    • 3.2 FDA cGMP と改正治験薬GMP との相違点
  • 4. 研究開発段階へのICH Q トリオの適用
    • 4.1 ICH Q トリオ (ICH Q8, Q9, Q10)
    • 4.2 研究開発段階へのICH Q トリオの適用

第2章 査察等の事例から学ぶ治験薬の要求品質

  • はじめに
  • 1. 適合性調査事例からの治験薬の品質
  • 2. FDA 等査察事例からの治験薬の品質
  • 3. 品質レビューにおける留意点

第3章 開発初期段階における品質保証と早期探索的臨床試験での治験薬GMP の適用範囲

  • はじめに
  • 1. 開発初期段階における治験薬の品質保証の考え方
    • 1.1 品質管理・品質保証のあり方
  • 2. 早期探索的臨床試験の分類と欧米を踏まえた実施動向
    • 2.1 マイクロドーズ臨床試験
      • 2.1.1 定義・目的
      • 2.1.2 MD 臨床試験の実施における測定方法
      • 2.1.3 MD 臨床試験の品質管理の考え方
      • 2.1.4 MD 臨床試験の実施までの手順
    • 2.2 準薬効用量又は推定薬効域での単回投与試験
    • 2.3 反復投与臨床試験
  • 3. 早期探索的臨床試験における治験薬GMP の適用
    • 3.1 治験薬製造における組織への要件
    • 3.2 構造設備・製造衛生管理への要件
    • 3.3 品質管理及び品質保証のあり方
    • 3.4 無菌性の保証
    • 3.5 欧米の動向及び開発QA の考え方
    • 3.6 課題及び問題点
      • 3.6.1 PET 薬剤等の治験薬GMP 適用への課題
      • 3.6.2 PET 薬剤等の製造施設における課題
  • おわりに

第4章 3極を踏まえた開発段階に応じた適切な製造設備管理とバリデーション実施手法

  • はじめに
    • 1.3極での治験薬製造設備要件
    • 1.1 治験薬製造機器の要件
  • 2. 製造設備管理とクオリフィケーション
  • 3. 治験薬のバリデーション
  • 4. 開発段階に応じた具体的バリデーション手法
    • 4.1 治験原薬のバリデーション
    • 4.2 注射剤治験薬の製造とバリデーション
    • 4.3 固形製剤のバリデーション
  • 5. ドキュメント管理のポイント
    • 5.1 文書化

第5章 治験薬開発段階における変更/ 逸脱管理

  • 1. 治験薬GMP における3 極での変更/ 逸脱管理の要求事項
  • 2. 変更管理における変更の範囲の設定と運用方法
  • 3. 逸脱管理の運用方法

第6章 治験薬洗浄バリデーション・洗浄ベリフィケーションの実施方法

  • 1. 医薬品GMP と改正治験薬GMP での洗浄バリデーションの差異
  • 2. 洗浄バリデーションの3 極の要求事項と実施方法
  • 3. ベリフィケーションの実施方法
  • 4. 開発段階毎の実施範囲の考え方

第7章 開発段階毎の安定性試験計画と実施手法

  • はじめに
  • 1. 開発段階毎の安定性試験実施計画
    • 1.1 開発初期段階 (フェーズⅠ / Ⅱ a)
    • 1.2 開発後期段階 (フェーズⅡ b 以降)
  • 2. 開発段階での安定性試験計画と実施手法の各論
    • 2.1 原薬の安定性試験計画と実施手法
    • 2.2 製剤の安定性試験計画と実施手法
  • 3. 申請用安定性試験の実施と評価
  • 4. 市販後の安定性試験
  • 5. 安定性試験実施にあたっての留意点

第8章 開発段階に応じた規格値の設定と変更管理

  • はじめに
  • 1. 開発初期段階から申請書規格までの基本的な規格値設定の流れと考え方
    • 1.1 規格値設定の基本的方針
    • 1.2 開発ステージと規格設定の考え方
      • 1.2.1 開発ステージを通しての留意点
      • 1.2.2 フェーズ 1
      • 1.2.3 フェーズ 2a
      • 1.2.4 フェーズ 2b
      • 1.2.5 フェーズ 3
  • 2. 開発段階に応じた規格値設定のために必要な検討事項
    • 2.1 フェーズ 1
      • 2.1.1 含量
      • 2.1.2 類縁物質
      • 2.1.3 残留溶媒
      • 2.1.4 溶出試験
      • 2.1.5 pH
      • 2.1.6 エンドトキシン
    • 2.2 フェーズ 2a
      • 2.2.1 含量
      • 2.2.2 類縁物質 (分解生成物)
      • 2.2.3 残留溶媒
      • 2.2.4 溶出試験
      • 2.2.5 pH
      • 2.2.6 エンドトキシン
    • 2.3 フェーズ 2b
      • 2.3.1 含量
      • 2.3.2 類縁物質 (分解生成物)
      • 2.3.3 残留溶媒
      • 2.3.4 溶出試験
      • 2.3.5 pH
      • 2.3.6 エンドトキシン
    • 2.4 フェーズ 3
      • 2.4.1 含量
      • 2.4.2 類縁物質 (分解生成物)
      • 2.4.3 残留溶媒
      • 2.4.4 溶出試験
      • 2.4.5 pH
      • 2.4.6 エンドトキシン
  • 3. 開発初期段階の規格値設定事例
    • 3.1 錠剤
      • 3.1.1 含量
      • 3.1.2 類縁物質 (分解生成物)
      • 3.1.3 残留溶媒
      • 3.1.4 溶出試験
    • 3.2 注射剤
      • 3.2.1 含量
      • 3.2.2 類縁物質 (分解生成物)
      • 3.2.3 pH
      • 3.2.4 エンドトキシン
  • 4. 開発段階での規格値変更に伴う変更管理
    • 4.1 薬事的要件
    • 4.2 変更管理事例
      • 4.2.1 規格値の幅を狭くする (含量,pH 等)
      • 4.2.2 規格値を低くする (類縁物質,残留溶媒,エンドトキシン等)
      • 4.2.3 規格値を高くする (即放性錠の溶出試験等)
      • 4.2.4 品質を低める方向の規格値変更

第9章 グローバル開発での治験薬の有効期間設定とその妥当性

  • はじめに
  • 1. 臨床試験における治験薬の安定性試験
    • 1.1 安定性試験項目
    • 1.2 治験薬の保存条件
  • 2. 有効期間の設定
    • 2.1 基本的考え方
    • 2.2 有効期間設定の留意事項
    • 2.3 統計的解析
  • 3. 有効期間の推定・設定方法の考え方
  • 4. 安定性試験に関連する事項
    • 4.1 出荷規格
    • 4.2 有効期限の起算日
    • 4.3 ラベルへの有効期限の表示

第10章 承認申請に必要な開発段階毎の分析法バリデーション実施範囲

  • はじめに
  • 1. 開発初期での分析法バリデーション実施範囲と事例
    • 1.1 開発初期に求められる試験項目の事例
    • 1.2 開発初期における試験方法の特徴
    • 1.3 開発初期における分析法バリデーションの事例
    • 1.4 開発段階における分析法の変更管理と再バリデーション
  • 2. フルバリデーション実施のタイミング
  • 3. 承認申請時における分析法バリデーションデータの必要範囲

第11章 海外製造治験薬を国内治験で使用する際の留意点および輸送時 (輸入時) の品質保証

  • はじめに
  • 1. 外国製造サイトから治験薬供給の流れ
    • 1.1 治験薬供給の流れと供給スケジュール
    • 1.2 治験薬コーディネーターの役割
    • 1.3 包装・表示 (ラベル)
      • 1.3.1 包装
      • 1.3.2 表示 (ラベル)
    • 1.4 受け入れ試験
    • 1.5 割付
    • 1.6 割付後の第三者による品質試験
  • 2. 海外製造治験薬を多国間で共通使用する際の留意点
    • 2.1 規格および試験方法
    • 2.2 品質試験
    • 2.3 外観品質に対する各国の要望の違いと対処方法
  • 3. 海外製造治験薬を使用する際の品質管理
  • 4. 海外製造治験薬を使用する際の品質保証
    • 4.1 製造サイトとの品質取り決め
    • 4.2 海外製造サイトのGMP の適切性の確認
    • 4.3 国内での治験薬の出荷判定方法
    • 4.4 バリデーション,自己点検および教育訓練記録の確認と,指示に対する改善措置が講じられていることの確認
    • 4.5 苦情・回収処理に関する管理
    • 4.6 品質保証に必要な書類
      • 4.6.1 製造管理および品質管理の適切性の確認
      • 4.6.2 バリデーション,自己点検および教育訓練の確認
      • 4.6.3 治験薬の出荷可否判定 (国内)
      • 4.6.4 苦情・回収処理

第12章 国内から海外への治験薬出荷可否判定

  • はじめに
  • 1. 海外治験用治験薬のGMP 適合性調査
  • 2. 米国の治験薬GMP
    • 2.1 保存サンプル
    • 2.2 記録の保存
    • 2.3 医薬品の保管および輸送中の温度管理
    • 2.4 § 211.142 保管手順
    • 2.5 § 211.196配送
    • 2.6 § 211.165 試験,及び配送の承認
    • 2.7 § 211.198苦情記録
    • 2.8 Subpart K 一返品,及び救済医薬品
    • 2.9 委託製造
  • 3. EU の治験薬GMP
    • 3.1 バッチの出荷
    • 3.2 出荷
    • 3.3 苦情
    • 3.4 回収,及び返品
      • 3.4.1 回収
      • 3.4.2 返品
      • 3.4.3 廃棄
      • 3.4.4 輸送

第13章 治験薬製造における国内・国外への委託製造とグローバル監査

  • 1. 治験薬委託製造における契約時の品質取り決め事項
  • 2. 製造技術移管の留意点
  • 3. 委受託における変更/ 逸脱管理と情報共有
  • 4. 委託先の監査手法とチェックリスト
    • 4.1 選定前監査
    • 4.2 選定後実施確認の監査
    • 4.3 異常発生時の緊急監査
  • 5. グローバル監査
  • おわりに

執筆者

  • 上杉 恵三 : エーザイ(株)
  • 佐藤 明啓 : シスメックス国際試薬(株)、元 アステラス製薬(株)
  • 人見 英明 : ヒトミライフサイエンス研究所、元 医薬品医療機器総合機構 GMPエキスパート
  • 長村 聡仁 : 東和薬品(株)
  • 山田 龍彦 : キッセイ薬品工業(株)
  • 浜島 良 : (株)TSD Japan
  • 野村 章 : QAアドバイザー / コンサルタント、元 塩野義製薬(株)

出版社

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お問い合わせ

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(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判上製本 172ページ

ISBNコード

ISBN978-4-86428-007-5

発行年月

2010年11月

販売元

tech-seminar.jp

価格

52,250円 (税別) / 57,475円 (税込)

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