外観検査、医療機器でのCT画像解析、防犯、スポーツ分野での判定などに展開されている
画像認識の基礎と応用
パターン認識の基礎から、高次局自己相関特徴と多変量解析手法までを学び、低コスト、コンパクト、汎用的、高速、柔軟な視覚システムの構築に活かそう!
概要
本セミナーでは、画像認識の基礎として、パターン認識、画像認識への一般的なアプローチ、高次局所自己相関特徴と多変量解析手法を用いた学習型汎用画像認識方式とその具体的な応用事例について分かりやすく解説いたします。
開催日
2010年8月9日(月) 10時30分~17時30分
受講対象者
- 画像認識に携わる以下業種の技術者・開発者
- セキュリティ
- 半導体
- 製造業
- 自動車
- モバイル
- 医療
- ビデオ
- カメラ
- ソフトウェア
- 画像認識の研究開発に携わっている技術者や研究者
修得知識
- これまで講師が行って来たオリジナルな先端研究を習得
- 実際に画像認識を応用できる知識
予備知識
- 以下の入門知識
- 画像処理
- 画像認識
- パターン認識
- 線形代数
- 多変量解析
プログラム
- 画像認識のニーズとシーズ
- ニーズ:応用分野の概観
- セキュリティー:監視カメラ
- 検査の自動化:外観検査、医療画像
- 画像検索とアノテーション
- シーズ:現行手法の概観
- 逐次手順型 vs 並列学習型
- モデルベース vs 非モデルベース
- 画像認識の基礎
- 画像処理・認識の一般的枠組
- 表現方式 (関数、ベクトル、記号)
- 処理方式 (直接手順、前向適応、後向適応)
- 基礎としてのパターン認識
- 一般的な枠組み
- 特徴抽出 (幾何学的側面と統計的側面)
- 類別・識別・判別 (各種手法)
- 基礎としての多変量解析手法
- 多変量データの種類 (量的と質的、n-way data)
- 線形代数の復習 (ベクトル・行列、線形写像、微分、直交展開)
- 確率と統計の基礎 (確率分布、確率ベクトル、平均、相関、共分散)
- 各種手法 (PCA, MRA, ARA, DA, CCA, 数量化手法Ⅰ~Ⅳ)
- 画像認識の応用
- 多変量解析手法の適用
- 直線の当てはめとPCA、画像圧縮とSVD、自動閾値選定とDA
- 学習型画像処理とMRA
- 形の認識と複素ARA
- 高次局所自己相関を用いた学/\習型汎用画像認識
- 高次局所自己相関 (HLAC)
- 複数対象の同時認識計数、図形の位相的特徴の認識
- 顔認識、表情認識
- 画像検索とアノテーション
- HLAC特徴の拡張 (CHLAC) と動画像認識への応用
- 立体高次局所自己相関 (CHLAC)
- ジェスチャ認識、移動体追跡、歩様 (gait) 認識
- 通常からの逸脱としての異常検出
- その他、時系列データ解析・認識への応用
近年、画像認識 (コンピュータビジョン) への期待が大きい。防犯分野での監視カメラ、生産分野でのプラント監視や製品の外観検査、医療分野でのCT 画像解析や組織検査、スポーツ分野での動作解析や評価、インターネットでの画像検索、さらにはロボットの視覚など、多岐の分野にわたっている。
これらのニーズに呼応して画像認識の研究が盛んに行われているが、個別のアドホックな手法や専用の高価なシステムとなっていて、未だ自動化や実用化は難しく、実際の場面では依然人の能力に頼っているのが現状である。
そのため、PCベースでの簡便で安価な、しかも高速で汎用性の高い柔軟な視覚システムの実現と普及が強く望まれている。
本セミナーではそのための基礎として、パターン認識の基本的な枠組み、画像認識への一般的なアプローチ、高次局所自己相関特徴と多変量解析手法を用いた学習型汎用画像認識方式とその具体的な応用事例について分かりやすく解説する。
会場
株式会社日本テクノセンター 研修室 (東京・西新宿)